オーラスで箱テンすれすれからトップ

オーラスの親でした。箱テン(持ち点がすべてなくなる)ギリギリの点棒から見事復活し、トップを取ることができました。僕にはこの「ツキ」というものがあります。みんなそれを警戒するんだけど、すればするほどツキが止まらない。そんなループに突入するかのようです。ワッハッハ。

ツキの極意とはなんでしょう。今日はツイてたとかいうけど、長い目で見れば実力がものを言います。ではその実力とはどんなものなのかを皆さんはご存じでしょうか。簡単に言ってしまえば、【ミスをしない】という一語に尽きます。初めのうちにうっかりドラを切ってしまいます。そのドラはどっちみち必要のない場合もあります。でもそのミスは、必ずどこかでやってくる。不思議なんだけど、そういうもんなんです。それはその半荘ではなく、次の半荘かもしれません。そんなことの繰り返しでしょう。そんな初歩的ミスばかりではありません。【流れを読む】力も大切です。ここで強気で出るっていうときに、出ないで失敗することもあります。もちろんそれで救われることもあるんだけど、そのタイミングを、これまでのツキでお釣りが来るかどうかとか、点棒とも相談して決める。その駆け引きがとっても大事なわけです。ツキはみんなに平等です。だから熟達した雀士が間違いないで打てばそれぞれ大差のない結果となると思いますよ。プロの麻雀をみてるとホントに深いところまで読んでるなあと感心しきりです。

武田信玄の息子武田勝頼がお父さんと違ったのはやはりその「見極め」に弱さがあったと予備校の時日本史の先生が言っていました。麻雀やってれば良かったのにい(笑)。

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