遺品整理を始めています。
もう70歳もあと1年ちょっとですからね。
それをどこへ置いてあるのかとえば、実はこんどボランティアで始める市原の【エピキュリアン】になんです。毎日少しずつ我が家に持ち帰ってくるんだけど、はっぱ見返したり読み返したりしてしまうんですよねえ。
社員旅行の想い出では昔懐かしい従業員さんの若かりしころの顔が沢山ありました。あと、僕らの新婚旅行の写真とか、先に亡くなった母の遺品もいっぱい。これらはどうせ歴史に残るものではありません。先日千葉市郷土館に持って行ったものは貴重な市史になるものでしたが、今手元にあるものは、ごく個人的な観光写真です。データに遺すこともできません。僕らがやらなければ子どもや孫の手を煩わせることになるでしょう。
一方カミさんの方でも我が家にある遺品を整理しています。自分の家ばかりか1年前に亡くなった叔母の遺品整理もしなくてはなりません。そのうちの一つは、なんと渋沢栄一が座ったという椅子まであります。これは僕がいつか貰おうと密かに・・・・(笑)。
昭和の歴史がいっぱい詰まっているんです。ここも市原も。というわけで、昭和の写真集という分厚い本が2冊も見つかったので、それは開店したらみんなが見られる場所に置いておくことにしました。
昨夜、女性詩人から電話が掛かってきて30分ぐらい大きな声で話していました。昔の話や今の話。詩人なんて消えるんじゃないかとか、少なくとも現代詩というジャンルは風前の灯火だねと共感するところがいっぱい。例の一行の詩人の悪口なんかも言い合って笑うこと笑うこと。とっても楽しかった。四国にいて今はライブ活動に余念のない男も一緒に季刊誌を出していた仲間の詩人、彼も含めて三人でいつか飲み明かそうなって話して終わりました。
その詩集もいつかは捨てられてしまうのか。そんな一抹のさみしさを覚えるこの頃であります。
今夜の曲はクリスタルズの then he kissed me という曲です。耳慣れた曲のひとつ。このころ、女性3人組の曲が流行っていたような。