石川五右衛門という盗人がいました。五右衛門風呂という言葉は聞いたことがあるでしょう。その風呂は、実は豊臣秀吉がやらせた釜茹でによる処刑だったのですね。
落語なんかでもその話はよく出てきます。「おーい、ヌルいからもっと燃やせえ」と五右衛門が強がりを言うんだけど、終いには顔の形相がとんでも無いことになってくる。秀吉が「なにか言い残すことはないか」と聞くと次の和歌を読むのも有名です。
石川や浜の真砂は尽きるとも世に盗人の悪は尽きまじ
なんとも凄まじい譬喩ですね。(もちろん作り話ですが)
ところで、盗人が処刑されるのは当然ですが、近年の強盗殺人とはわけが違っていたと思えます。あの頃は盗っ人もヒーローっぽく扱われていました。今後はどうなっちゃうんでしょをニッポンも世界も。まるで秩序というものがなくなってきてるような気がします。人間ばかりか、この天気も異常だと思えませんか?11月初めに夏日があったり、海外(バレンシア地方)では土砂崩れで車が流される映像も今朝あったり。
なんか、とんでもないことが起きそうな予感がしています。皆様も充分注意してお過ごし下さい。
私は、毎日妄想して暮らしてます。妄想を心の安住場所として(笑)
さて、今夜の曲はブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ(血と汗と涙)のハイディ・ホー。これも人気ありましたねえ。