フィッツジェラルドを読んで

村上春樹訳のフィッツジェラルドの短編集を読んでいます。

以前、といってももう30年も昔の話ですが、村上春樹の本ばかり読んでいたことがありました。世界の終わりとハードボイルドワンダーランドとかノルウェイの森とか短編集とか。それであの頃、村上春樹が勧めていたカーバーとかも読んだ記憶があるんですけど、もうほとんど忘れてしまいましたね。そしてフィッツジェラルドも彼のイチオシだったんで、たまたま先日図書館に行ったとき目についたので借りてきました。面白かったあ。

その前に、去年すばる文学賞を獲った永井みみさんの「ミシンと金魚」を読んでいました。これがネットでかなり話題になっていたんで、こっちの方を図書館で借りたかったのです。でも結局借りるのもかなり順番待ちのようだったので買って読みました。う~ん。ちょっとね。僕的にはっ・・・て感じかな。1500円を2時間弱で読んじゃうとね。ネタバレはしたくないので、ご興味のある方はどうぞ。介護のグロの部分に興味のある方は必読かもしれません。

ここ何年も本を読むなんてありませんでした。文字を読むのがしんどくて。もともと活字が苦手なんです。人の話を聞くのもね(笑)。でも最近、自分が変わってきてると思うのです。人の話を聞くようになったし、書いてあることもちゃんと頭に入ってきます。これも認知症の薬を飲んでるお蔭なのかなあって思うのですよ。とっても不思議。

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