新しい時代

新しい時代はどのように訪れるのか自分なりに考えてみました。まず間違いなく環境破壊は進むでしょうね。これがドイツや北欧の国々のような意識の高い国ばかりだったらなんとか乗り越えるでしょう。化石燃料を使わない、エコの重要性を一人一人が認識しているからです。

しかし、世の中はグローバル化しています。意識の高い人も低い人も地球というおなじ家に住んでいるのです。1っ国で訴えても環境破壊は到底止められません。アメリカや中国そしてロシアなど大国がそもそも意識が低い。というより、国益ばかり気にしている向きがあるんですね。もうそんなこと言ってる場合ではないのに。

今回のアメリカと日本の同調的な備蓄燃料の放出は、対産油国に対して行われたものですが、そもそも高くなった石油を買うより、いっそこの時期に思い切って自然エネルギーに国家財政を総出動させるくらいの気構えが欲しいです。国内の産業を守るためとか言ってられない状況です。もし、自然エネルギーを取り入れたばかりに、現存の施設を壊したり、今の職を失う人が溢れかえったりしても、それに見合う仕事はいくらでもできるはずですよね。江戸時代に飛脚や駕籠の職業に従事していた人がいなくなっても、のちのちタクシーやバスなどの交通機関また、郵政などに職場のポジションが変わったのです。それは時代の変化はいつだって起きます。

そんなことを考えているうち、面白いことを考えました。それは彼ら産油国自身が新しいエネルギーのパイオニアになればいいのだって。今まで売ったお金でそれくらいのお金を用立てることは可能だと思います。科学者を招聘したり施設や機械を導入したりすることを産油国自身が始めるって素敵じゃありませんか?少なくとも世界一高いビルをつくるなんてことよりずっとためになります。国益にもなります。有限の石油産業に頼っていてもいけませんね。

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