「月と6ペンス」という作品を書いたイギリスの文豪サマセット・モームは諜報活動員(スパイ)だったという話もあるけど、そんなことより、彼の作品の中心となってる人間の心理描写には完全にハマったことがありました。この作品は画家のゴーギャンをモデルにしていたのではなかったかな。電車の中で拾った忘れ物を届もしないで家に帰って読み耽ったのは20代の頃でした。こんな贈り物は今までにない!と興奮したものです。
短編集にも傑作はありますね。今日の表題となったマッキントッシュがそれです。ここでネタバレしては読む楽しみが消えてしまいます。薄っぺらな短編集であるけど、中身は濃いですよ。短編集の中の短編だから本屋で立ち読みもできると思います。是非そうしてください。お薦め。
フェイスブックの方は長らく更新していません。実は忙しいんです。いろいろと。これからもちょっと仕事があります。それでは。