昔、ショートショートをたくさん作っていたことがありました。どこにも発表せず、捨てたものも数多いです。自分の本に載せたものもありました。
ショートショートにはオチがありますよね。落ちないショートショートほど怖いものはありません(笑)
今はもう筆力も落ち、落ちないショートショートばかり。でもいいんです。ひとりで楽しめれば。妄想は作品である必要はありませんからね。今夜の話はその後を皆さんでつくってみて下さい。妄想の続きです。
[ロボットはロボットらしくあるべしという法律【ロボット法】の成立が西暦2500年ジャストにあった。当時、人間とまったく区別のできない超精巧ロボットが大量に生産され、世界中に混乱が生じていたからだ。愛した男や女が後でロボットであると知り、生身の人間に自殺者が絶えることがなかったし、人間とロボットの許されぬ恋ものがたりも数多く出ていた。これらは人間の尊厳を損なう大問題であると非難され、世界中で緊急事態として持ち上がっていたのである。
そこで、新たに作られるロボットに関しては、身体の一部にロボットの証明となるマーク(ロゴならぬロボ)の取り付けが義務化されるようになった。識者によれば、これで人間とロボットの恋愛関係を排除できると目論んだのである。しかし、この目論見は見事に外れた。というのも、これまでは見られなかった、ロボットがロボットに恋愛感情を抱くという全く新しい弊害【人間疎外現象】が沸き起こってしまったからだ。中には、ロボットが本来の仕事を放棄して・・・・・]
とまあ、こんな感じです。書くのも面倒でこんな話がポンポン出てくると、自分で考えてるというより誰かからお話を聞いてるような気もしてくるから不思議。カミさんに「キモイ!なに独り笑いしてんの」と言われる始末。だって楽しいんだもーん。
さて、今夜の曲。
昔ケメというシンガーソングライターがいましたね。どうしてるだろう。