妄想ふたたび

世の中腹立たしいことばかりですね。どこかの警官or知事がパワハラしたとかカスハラがあっただとか、またそれを苦にして自殺したとか、弱者に対する哀れみと権力者に対する憤怒(義憤)の絶えることがありません。自分にもそういう気持ちが強い。いや、強すぎる。そこで、時々ブレーキをかけることがあります。おい、ちょっと待て。お前、突っ走りすぎだろそれ、と。

ここまで来ると既に一人問答の【妄想】が始まってる訳ですな(笑)。次に出てくる人物は、激昂してる自分に反論してる自分なのです。彼(自分)はこんなこと言います。

「仮に被告をみんなで吊し上げて裁判をしたとしても、その評決を多数決で決めるのはおかしいでしょ。それがあなた達の民主主義ですか?」

そういう会話が次から次へとポンポン出てきちゃって、(そう言えば裁判員裁判制度って多数決で判決が出るんだよなあ。近頃話題にならないのもそういうことなんかなあ)なんてことも頭を掠めたり、その言葉に対する反論というか言い訳を考えたりする自分がいるのです。まったく自分でも変わってるとしか言いようがありません。妄想の占める時間が日に日に長くなってゆくようです。

今夜の曲は、そんな気持ちも吹き飛ばす往年のエイちゃんのヒット曲、ファンキー・モンキー・ベイビーを

ファンキー・モンキー・ベイビー / キャロル
ファンキー・モンキー・ベイビー -キャロル-

こちらは日本で最高のブルースと僕は思ってます。憂歌団のメンバーの一人が自ら命を絶ったという話も以前聞きました。音楽で身を立て続けるって大変なんでしょう。良い作品を世に送り出した人にはもっと見返りがあってもいいと思います。ご冥福をお祈りします。

憂歌団 パチンコ
パチンコ -憂歌団-
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