45年前

昔はお金の価値が今とは違ったっていうけど、あんまり実感ないなあ。モノによりけりでしょうね。

大学出て直ぐに入った会社は靴の卸問屋さんでした。僕は、紳士靴専門の課に配属され、毎月のノルマが課せられたのですが、夏場はメッシュといってアッパーが網目になった涼し気な靴を売ってこい!と檄を飛ばされ、冬はブーツのサンプルを大きな鞄の中に忍ばせて1日10数件もお得意さんをまわり歩いたもんです。

その靴なんですが、実は今現在と価格的に大差はありません。そこで気になるのは当時「売って来い」と言われたノルマ又は目標額なんです。それが、トンデモナイ金額なの。な、な、なんと、1千万円超!ですよ。仮に今の週休二日制で行けば、1日50万円じゃないですか。まったく超人的なノルマでしたね。それをかろうじて達成していた自分の成績は、その年15人入社中、2番でした。もっともこれは自分の力ではなく、自分について動き回ってくれた課長さんの力があったから。寧ろそれ以外の何者でもありません。

話を戻すと、一千万という大金とその商品を、学校出たての自分が1か月で動かしてた。そう思うと、今の時代の方がまったくお金に縁がないと思うのです。バブルというのは、ホントに凄かった。確か、新宿ルミネの靴屋の店長が夏のボーナス100万円だってよ、なんて話も聞きましたしね。新宿駅前の看板の掲載料が自分の給料の何倍という話に嘆いたこともありましたっけ・・・。

あの頃、バブルで稼いだ金をしっかり貯蓄に回していた人は、今はきっと富裕層ですね。僕は、家業を継ぐためにその会社は2年で退社しました。今でもその近くを歩くと懐かしい。梅の咲く頃、湯島天神さんまでお参りして遠目にのぞいてみようかしらん。  

さて本日の曲はその頃流行ってた曲になるかな。それともそれ以前かも。 

ABBA – Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)
Gimme! Gimme! Gimme! -ABBA-

 

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