2ヵ月に一度、認知症の薬ドネペジル(高血圧用のアムロジピンも)を頂くために病院へ行きます。それが今日でした。
奥さんも一緒にいらして下さいと言われています。認知症の人の話だけでは当然「本当のこと」かどうか、あやしいからです。
聞かれることも大体分かってきたので、朝は何食べたか、昨日は何処へ行ったかなどを記憶してからゆくんですが、今日はそれは聞かれず、なにかお悩みはありますか?と聞かれました。腰が痛くてと言って、湿布薬まで処方箋をお願いしました。後で知ったんだけど、診察なしで直に買うより滅茶苦茶安いんですね。海外から日本に来て僅か3ヶ月だけ住んで手術を受ける人もいるとかが問題になってます。なるほど、そうなるわなと思いました。
薬屋さんに行ったら相当時間が掛かるといわれたので一駅先の公民館まで行き、将棋を指してきました。ところがいつも負けない人に3連敗。今日一日、完全に認知症を遂行してるようです(笑)。
もう一つ言い忘れた事がありました。病院へ行ったあと、妻とさかい珈琲でランチを食べたんです。その時、今日がなんの日か知ってる?って聞いたら彼女は知らなくて、父の命日であることを教えました。平成14年の今日、日曜日のお昼にNHKの素人のど自慢を見ながら静かに息を引き取ったのです。享年78。満で言うと77歳ですね。自分もあと8年かなと感じてます。お父さんには済まなかった気持ちでいっぱい。早くそちらへ行きたいもんです。認知症が進行する前にね(笑)。
さて、認知症にも楽しみはあります。以前書いたように【将来】の楽しみなんか年寄りにはありません。古き良き時代の音楽です。
今回はこちら。ご堪能下さいませ。