写真はいちご狩りの後に行った航空神社こと東峰（とうほう）神社です。
僕らがまだ学生だった頃、成田闘争といって、成田空港建設反対運動が連日報道されていました。まさにそれを死守せんとする地元農民の象徴がこの神社であったそうです。
石碑を見てみると、皇紀２６００年という文字が見えたので、１９４０年、太平洋戦争以前にすでにこの神社はあったようですね。（もっと古いかも）僕たちがついたときには既にマニアがいっぱい来ていました。僕らを含めて５つのグループが既に待機していました。何を待機かと思ったら、どうやら飛行機が空港と隣接するこの上空を超低空飛行で飛ぶらしいのです。ところが・・・・
塀の向こう側を歩いてる空港の整備の叔父さんがこういうのです。「ずっと待っていても飛行機はこないよ」。みんな痺れを切らしていたようすでしたからその言葉に唖然。なんでも、そこを飛ぶといううわさがあるものの、ここ何か月間はなんらか（たぶんコロナ？）の影響でその付近は飛ばないらしいのです。みんなガッカリして帰り始めました。なかには折り畳みの簡易椅子を持ってきていた人もいたのにね。
僕らは飛行機を見るつもりでそこへ来たわけではなかったので、もうしばらくその場にいました。