中学生のころだったか、高校生だったか忘れたけど、必ずと言っていいほどこの単語の発音問題が出ましたね。多くの人は、ネイクト又はネイクドと呼んでしまうんですが、正解はネイキッド。これ引っかかっちゃって点数落とす人多かったねえ。
さて、そのネイキッド・エイプなんですが、直訳すると裸の猿。つまり人間のことなんです。今から40年近くも前にこの本をモリスという動物学者が執筆して世界中に大反響を及ぼしました。日本でも課題図書になっていたかと思います。それほど面白かった思い出があります。本は買ったけど、大学生のバイトが学校で論文に使うってんであげちゃいました。図書館には必ずあるはずですから是非お薦めです。
その中で特に印象に残ったのは、猿が木から降りて来て両手を使って細かな道具を組み立てたり発明をしたりするようになります。そして進化とともに体の器官で不要な部分は無くなってゆくというところでした。特に有名なのは体毛と盲腸でしょうか。服を着るようになったので毛皮のような体毛はもう必要ないんですね。
そこで、今日言いたかったことなんです。これだけは言っておきたい。声を大にして。
僕の髪が薄くなってもそれを揶揄してはいけない! 髪が薄くなろうがたとえつるっぱげになろうがそれは進化の表れなのだああああああああ! 今日もこれを見てあら探ししている杖突き老人よ。私は新人類なのだ。未開人にハゲはいない。コメント上等!受けて立ってやるぜ。フフフ。