「顕著な大雪」という言い方が用いられたのはそんな昔ではないような気がします。
僕は新しい言葉に対しては比較的寛容で、そうでなければいけないとも考えます。大雪のさらに上をゆく言葉が見つからない。それではと「顕著な」という形容詞を用いることにしたのでしょうね。わかりやすい。昔、女性自身という雑誌が発刊されたとき、なんだこりゃ?って違和感を覚えた人がいるといいます。でもそれがごく普通になる。人々がその表現を認め、その雑誌も市民権を得るんですね。言葉は大切にしたいけど、新しい時代に新しい言葉が必要になるのも道理です。
顕著な大雪の被害が最小限に食い止められますよう。