間違った訳の曲名

この話は以前したことがあったかも。

シャドウズの Spring is nearly here という曲が「春がいっぱい」と邦訳されてるんだけど、実際は春がもうすぐ。まだやってきていないという意味なんですね。これを言っていたのはあの英語ペラペラの小林克也さん。洋楽の曲紹介といえば、この人は欠かせませんでした。日曜の朝によく洋楽は鳴っていました。ロックの伝道師とも言われる御大(おんたい)もオントシ82歳だそうです。と言ってたら、中村メイコさんの訃報が立った今飛び込んできました。彼女も同じくらいの歳じゃないかな。昭和が消えてゆくうううう。さみしい。今見たら彼女は89歳とか。ご冥福をお祈りします。ロスト・ラブ。深夜に良く聞いて股間を熱くしていたなあ(笑)。

昨日は自転車で大網白里の手前にある土気(とけ)と言うところまで行きました。だいたい片道25キロくらいだそうです。なぜここへ行ったかと言うと、もうだいぶ昔になりますが、うちの父が1反歩(180坪だったと思う)の土地をこのあたりに買っていたのです。銀行の人に「この辺りは千葉リーヒルズといって高級住宅地になりますから買っておいて損はないですよ」なんて言われていたらしいんです。ところがバブルも弾け、単なるだだっ広い空き地になってしまいました。もっと千葉よりのおゆみ野あたりだったら良かったんですけどね。

で、その土地は姉が相続したのですが、父が亡くなって間もなく売っちゃったそうです。そこを見たくて昨日は行ったんです。昔、自分もそこで落花生でも植えようかと考えていたんで。ところが、もうその当時の面影がまったくなくなってしまいました。戸建ての家が何件かあり、近くにはいちご園なんかもありました。

その後、おゆみの経由で市原の五井の方まで遠回りして帰ってきた次第です。その時なぜだかこの曲が自分の頭に浮かんできた。とっても心に響きます。出てくる1音1音が自分の琴線に触れるのですよ。ここで下がる、ここで上がる。自分の心を操ってるかのように気持ち良い。本当に春が隣に来てるよう。素晴らしい曲です。言葉がないインストルメンタルの曲でも、というよりインストルメンタルオンリーだからできる表現なのでしょうね。

以前にもここに出した曲かもしれないけど、是非お聞きください。

Spring Is Nearly Here
Spring Is Nearly Here -The Shadows-

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