ジャズの好きな方はいらっしゃいますか?
私たちの町、稲毛には少なくとも二つの有名なジャズバーがあります。どちらも歴史はかなりのもの。その一つがコルトレーン、そしてもう一つがキャンディというお店です。
今回はこのキャンディーに遊びに行きたいと思いました。というのも、そこのオーナー林さんという女性のお父様、林三蔵氏は、この町の最大の功労者といっても過言ではないからです。もう他界されてずいぶん経ちます。僕もお会いしたことがありましたっけ。
三蔵氏の功績と言えば、なんといっても稲毛駅<東口>を作ったことでしょう。明治の昔より、稲毛は漁師町でしたが海水浴場でもありました。降りる人はみな海、海、海。また、浅間神社が目的の人もいますね。そこも昔は海と面していました。その後、昭和40年代に海が2キロ先まで埋めたてられ、千葉は臨海工業地帯のひとつとなりました。稲毛が海だけの街ではなくなったのです。東口には、県立女子高の移転、放医研のスタート、そして東京への通勤圏として次々とマンションが建てられました。先日行った地図ラーの会でお話が合ったように、さつきが丘団地は1972年に始まります。
そこで、1960年、それまで海へ向かう西口しかなかった国鉄稲毛駅に西口を作ろう?と署名活動を始めたのが林先生でした。彼は千葉市議会議員の議長を2期務めています。1期めは第34期、二回目は58期だったかな。ちょっと定かではありませんが、ともかくその時々に大きな活躍をしたのでした。1960年といえば、昭和35年、僕が5歳の時、そしてその時に、今は亡き父母は現在の僕の住まいとなる土地185坪を購入してくれていたのです。区画整理で50坪ほどは削られましたが、これがなくして今の自分はありません。そしてその時、林さんがもし、東口を作ってくれたいなかったら、その後昭和56年に快速も止まらず、千葉市第三位の乗降客を誇る駅とはなっていなかったでしょうね。(ちなみに1位はもちろん千葉駅、2位は蘇我駅かと思ったらさにあらず、海浜幕張駅)新検見川に快速電車を止めようと運動を起こしていた叔父さんには済まないけど、ほんと林三蔵さまさまでございます(笑)。
話が長くなってしまいました。というわけで、林さんにお父様の思い出を、そして僕の大好きなジャズ、チックコリアがあればリクエストして楽しいひと時を過ごしたいと思うんです。誰かいますか?