行って参りました、地図ラーの会

皆様にご迷惑ばかりかけて申し訳ない。(m´・ω・`)m ゴメン…またまた集合時間に遅刻してしまいましたよ。12時に集合のところ15分近くも遅れました。いかに方向音痴か。そしていかに準備がたりないか。自分でも嫌になりますわ。幸い、出発時間は12時30分であったのでほっと一息つきましたが・・・。

さて、その地図ラーの会というのがどんなものかといいますと、町の面白いものを、それに詳しい人が説明しながら歩く、というものです。その準備からが凄いのです。マイクを持って歩くし、私たちにも地図を持たせてくれる。子車が来れば、「車が通りまーす」と大きな声で注意を促す人の役割までありました。そういった助手さんが何人もいて、そのうちの二人は、地図を持ち歩いているのですが、その地図というのが標高を表す地図、カシミール写真とか呼んでいました。それを皆に見えるように高く上げてマイクを持った人が説明するのです。例えば、この電柱に書かれているのは「五月」というひらがなで書かれています。でも今は「さつき」町というひらがな表記ですよね。つまりもとは感じで書かれてあったものの名残なんです。といった具合に。

とにかく博識。些細なこと命といったマニアックさなんです。さつき町商店街がレトロな町なのでよくその時代にあったロケに使われるなんて話もして、そのテレビドラマなどの写真まで用意してくれていました。そのほかにもここから稲毛区でここからは花見川区なんで、選挙区も一区と二区に分かれますなんて話も。また、歴史についても詳しくてなるほどーと思えることもいっぱいありましたねえ。

おもしろかったのは、狛犬があった先に神社もないのに鳥居が立っていた。その理由は?という問題でした。僕は、去年行った安芸の宮島を思い出し、海だったそこに鳥居があったのだろうと推測しました。また、千葉の国道14号線の先は埋め立て地だったのですが、そこにも昔は鳥居がありましたよね。だから大昔そこ(さつき町)も海だったそうだから鳥居があったと考えたのです。海そのものを祀る。または海の豊饒を祈念して。

ところが、答えはNOでした。理由がわかりますか?確かに、「縄文時代」ほどの大昔ならそうであったでしょう。海がそこまであった。しかし、鳥居が立ったのはそんな昔ではありません。もう既に海の水は引いて陸地になっていたのです。そして海だったところは、すり鉢状の低地になっていたというのです。

答えはそこが旧道沿いにあったということでした。つまり、その鳥居と狛犬は、道祖神代わりだったのです。よく村の入り口に六地蔵などがあるでしょ。あれの代わり。村に悪霊が入らないよう、さらにいえば外敵が侵入しないようにという「祈り」であったのでしょう。僕の敗北でした(笑)。

最後は近くのファミレスで、いつもの仲間5人でいろんな話をしてから帰りました。楽しい一日でしたね。今、帰りに買って帰ったシャトレーゼのプリンを食べ終わったところです。ではまた。

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