とんでもない失敗をやらかしてしまいました。
以前お話したことがあるかもしれませんが、僕は短歌の評を頼まれていたのです。それはその短歌結社の作品のものだったので、数にして100人近く(投稿しない人はその5倍ほど在籍)います。一人8首出す人が普通ですから少なくとも500首はゆくでしょう。唸らせるほどうまい人もいるし、そうでない人もいます。だからたいていはうまい人の短歌が載りやすい。しかし、それではいつも出詠していながらなんの感想も得られない人がやるせないじゃないですか。そこで僕は出詠した人、うまくてもうまくなくてもよいから、とにかく全員の作品の評を書いてあげよう。そう思ったのです。
400字詰め原稿用紙に換算すると50枚は書きました。「我ながらよくやった。褒めて遣わす」。そう思って今朝ようやくそれを会の本部へメールしたのでした。ところがうちに帰ってみると、・・・・
パソコンを開けて見たらメールが来ていました。大変恐縮ですが、あなたの担当は会員のみなさんの評ではなく、お好きな1首を選んでそれを評するものなのでお載せすることはできません、と。ガッ、ガーン!!! すべて水泡に帰すとはこのことです。なんてことでしょう。
いやなに、誰にも迷惑は掛けていないではないか。これもいい勉強になった。そう思って、本来の仕事に取り掛かることにしました。字数制限はたったの700文字だったかな。早ければ10分程度で終わりそうです。はあ~。