あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、昨夜は紅白、risin ボクシングとテレビ漬けの人も多かったと思います。僕はボクシングの井岡と福永の試合を見ていたんだけど、あれは挑戦者福永の方を勝たせたかったなあ。気迫が漲っていたもの。25歳からボクシングを始めて35歳で世界チャンピョンに挑戦なんてありえへんて。しかも19戦して14勝はKOでしたか。ちょっとこの人アホちやうってぐらいボクシングバカ。大工さんしながら仕事終わると酒飲んでばかりいて、こりゃあかんって(となぜか関西弁)と一念発起、グングン力をつけてここまで上り詰めてきた人間でした。井岡のようなサラブレッドとは違うんです。顔もバッキャオにそっくりだし、テレビでもずっと応援していました。ところが、解説者がみんな井岡のテクニックばかりいう。上手いですねえとか。福永のパンチがヒットしたときにはあまり言わないのに。身びいきみたいだし、そもそも開始時間がここまで遅くなったのは、どうせすぐKOで終わっちゃうから早めにコマーシャルをジャンジャンかけろみたいな気持ちが見え見えでしたねえ。もちろん最終ラウンド12回まで戦いましたよ。判定は三者井岡だったけど、その一人だけは僅差だった。その人は良心的だったと思います。大工職人さん、良くやった!

この身贔屓というのが日本だけではなく、世界中に蔓延しています。それはそう。自分だって家族が第一です。でも公平ではありたいといつも思ってるんです。いいものはいい。金や身分や出身や経歴といったキモイものに振り回されたくありません。自分自身大した人間でもないんでごまめのはぎしり的なお話でしたが、まあ一年間楽しく生きましょうや。以上新年のごあいさつ代わりでした。稲太郎。

写真は大晦日に行った稲毛神社の境内。もうお参りしている人が。僕もいつものように並んで50円だけ寄付して参りました。

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