目を引く見出し言葉ってありますよね。でも思わせぶりなものは中身を見て幻滅します。例えば、サムネで金メダルというところだけみせて隠れたところで【候補の】というのは絶対にわざとですよ。
僕は、見出しだけで面白いものを拾って書き留めておくことがあります。今は北京オリンピックで賑わっていますが、スピードスケートの高木さんの話題をテレビで話していました。そのゲストに来ていたのが岡崎朋美さん。彼女もやっぱりスピードスケートの大選手で、どこかのオリンピックで銅メダルを取ったことがありました。日本のスケート界を長い間牽引してきたのです。高木選手は岡崎選手の背中を見て育ってきたそうで、昔から憧れの存在だったそうです。その岡崎さんがかなり高齢になっても自己新記録、日本記録を何度も塗り替えてきたので、新聞にこんな見出しが昔出ていたのが印象的でした。【みんな私についていらっしゃい。でも前へ出てはダメよ】。これには笑いましたねえ。上手いこと言うもんだ。
最近ではアメブロの話題が飛び込んでくることがあって、共感しました。それはこういう物でした。【隣にいた友人の名前がなかった合格発表。今もトラウマです】。これなんか見出しというよりまさに短歌の気持ちと一緒ですよ。「隣にいた」というところで一緒に合格発表を観に行ったという意味が含まれていますよね。無駄な説明を取り除いてるんです。とっても良く伝わる。
さて、2月は２６日にあったんかの会があります。どんな歌が出てくるか楽しみ。