雑学一口メモ

・対称に化ける狐の美意識を愚かと言えど狐憑きなれば

上の歌はマチネさんのものです。この歌の意味が分かりますか?

狐は昔から人そっくりに化けて騙したり悪戯をするって言われてますね。それと「狐憑き」といって狐に呪われたような時にも使われます。その賢さから狐を崇める風潮もありました。お稲荷さんとか。ところで、この歌の中にある対称というところがミソです。人に化けたりするのなら対象の方でしょう。対称であるというんだから左右対称とか人とまったく同じにという意味合いが強い。そこなんです。これは狐憑き=キツネツキという言葉が反対から読んでもキツネツキになってるって洒落てるんですね。

ところで、左右対称の文化というのがあります。それは偶像崇拝を禁じているイスラム世界に多いようです。そういえばペルシャ絨毯なんてまさにそうですか。それを「愚か」というつもりは毛頭ありませんので念のため。尚、日本にも対称の芸術作品が遠い遠い昔にありました。それは密教で描かれている【曼荼羅】です。どのように入ってきたのかは知りませんが、汎世界的な古代の宇宙観が一致していると思いません?

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