屋根に登る

市原の八幡宿というところまで自転車で行ってきました。

そこには人が住んでるんです。僕が貸してるんです。毎月5万円の家賃なんだけど、光熱費込みで貸してるので、実質の実入りは3万円程度。そこから固定資産税や仲介してる不動産やさんからの天引き、そして今日みたいな修理代が掛かると全くの赤字となります。

一階は僕の倉庫にしてます。問題は2階。先日の雪で水漏れがあったという連絡を受け、21日に修理すると言ってあったのですが、その後ちょとした雨が降ったでしょ。それでまた雨漏りがあったので工務店の人に急いでもらったら今日がいいということで行ったのです。

工務店の人が到着したのと僕がチャリで現地に着いたのはちょうど同じくらいでした。住居人さんは仕事でいません。だから見せてもらえないのです。中を見られるのが嫌なようです。ドアフォンを押しても出たことがありません。(多分います。この時もいたような気がする)。「この上に3軒ぐらいあるんですか」と工務店の人に聞かれました。「一軒です」と僕。「じゃあ、あとの二軒は空き室?」と勘違いされました。実はこの広い家を独身男性一人だけに貸していると言うと、とってもびっくりされました。十万円で貸してもおかしくないですよ。絶対。駐車場も一台タダですし、おまけに駅から徒歩十分の広い県道沿いです。

その工務店さんはとっても良心的なので安くやってくれます。その代わり僕も梯子を抑えたり、一緒に屋根に登ってシリコンで埋めていきました。とっても疲れた。そして怖かった。

さてさて、結果はどうなりますか。これでなんともなければいいんだけど。もし、これでもダメなら出てってもらうしかないでしょう。その条件として、退去費用と新しい物件に入るための初期費用50万円を提示してあります。その他、出て行くまでの準備期間として、ここに3ヶ月間家賃不要で住んでもよいという案を提示しました。もちろん光熱費はこちらの持ち出しだし、不動産屋さんにその間の手数料を支払うのも僕の方です。ああああ・・・何やってんだ俺は。

一応鉄骨建ての建物なので解体費も1千万円程度かかると聞いてます。更地で売っても2千万円ていどですかね。でも、近くに大きなマンションが立て続けに建ってきてるからもうちょっと高く売れるかも。まあ、でもうまみはないね。ああ。

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