叔母の本がいよいよ出来上がる

もうすぐ叔母の本が出来上がるようです。それも満州から引き揚げ、この地稲毛に住み始めたころのことなので、地元史とも深い関係があります。携わっている人はもちろんのこと、郷土史研究家の歴史資料としても十分に価値があることと長い間待ち望まれていました。

叔母は千葉大の薬学部を卒業してから薬剤師をしていたのですが、調合したりするような仕事ではなく、薬の働きを文章にしたり図解したりするような仕事が主だったようです。そして今だから言えますが薬剤師になるための国家試験の問題をも出したりもしていたようなのです。専門雑誌に薬の詳しい情報や役割を分かりやすく解説する仕事にも従事していました。物覚えは抜群で、その博識ぶりは異常なほど。例えば「ロシア語であの時こう言われた」なんて78年前のことまでよく覚えているんです。

そんなこともこの本には書かれていますのでご興味のある方は是非ご覧下さいませ。僕は稲毛図書館と中央図書館に置かせてもらう予定です。そのうち、<馬場英子>で検索すると出て来るかと思います。

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