僕は最近、同じ千葉市に住む廃墟おタク、サリーモトブログスさんの動画にハマってるのですが、さっき廃墟が流行っていて住民が迷惑してるという話がテレビで流れていたんでちょっとドキッとしました。でも、サリーさんは決して廃墟の中には入らない。あくまで公道を走っています。また、例えば茂原に行ってどうしてもその廃墟の中を見たいときは予めその建物の所有者である茂原市の許可を取ってから行ってます。とても紳士的なんですね。
今度行きたいのは実は我が家からも近い美浜区の高浜・高洲団地なんです。もちろん住んでる人もいます。つい先日、このコラムにも載せたビッグAのある高浜ショッピング通りがサリーさんの動画にアップされていたんでちょっとびっくりしました。外国人が多く住みだし、人口の10%以上にも達するとかという話も出ていました。また、あそこいら辺まで過疎化が進んでいるんだとちょっと驚きです。きれいな街並みなんですけどね。
それと、千城台。ここも相当進んでますね。いや、進んでるというのは過疎化の方ですよ(笑)。昔は加曾利とか小倉とか千城台、または谷津の方まで、千葉の奥座敷といわれるほど閑静な住宅街といった風情があったものです。この半世紀、とくにバブルが弾けてから世の中ホントに変わっちゃったんだなと思います。
【団地】という名前をみんな敬遠するようになったんですね。お年寄りが住む場所とか、上の階の人の音がうるさいとか、ごみ捨て問題とか。そういる負のイメージがあって今はお年寄りだけが住み、そのお年寄りも亡くなれば、空き家となり、空き家となれば修繕費も入らなくなるので立て替えどころか雨漏りも直せずいずれは廃墟という運命になるのでしょう。その廃墟を楽しみにするってんだから私らはタチが悪い。ハイ、済みません。