・横になる時間だんだん増えてくる。２４時間ともなれば死か
以前この短歌を投稿したら同人誌で取り上げてくれた人がいました。歳をとると何やってもしんどくなるんです。横になる時間が増えるというのはその態勢が一番楽だからですが、そうすると眠りたくなるんですよね。でもぐっすりとはいかない。だから気持ち悪い→不完全燃焼となるんです。一念発起してジョギングだ脳トレだとかいってもなかなか続きません。将棋や囲碁が好きな人ならそれも手でしょうが、僕は最近将棋にも身が入らない。面白くないんですよ。体を動かすのはなお苦手です。中学では陸上の長距離、高校時代には器械体操部でキャプテンを務めていたいた僕がですよ。
何のために生きてるんだと自問自答します。飯食って寝るだけじゃないか。自転車に乗って遠出もしてるけど、それがなに？心の充足感はほとんどありません。なにを焦ってるんでしょうね。もちろん世界が戦争とコロナでこんな状態になっているというのに何もできないことが原因でしょうが。
もしもという言葉は言ってはいけないかもしれません。でももしも僕が大学を卒業したばかりのあの時、海外青年協力隊に応募して世界のお役に立てる仕事に就いていたら今よりも充実していたかもしれないって思うときがあります。もちろん今の家庭はないでしょう。現地の人と結婚していたかもしれない。でも、戦争に巻き込まれて死んでいたかも。それでもよかったのかもしれない。両親は悲しむだろうけどね。つかこうへいの「戦争で死ねなかったおとうさんへ」というアングラ劇場を思い出しました。