ポートタワーの近くにおしゃれなレストランがあります。マンションん一階なんですが、みんなとってもセンスがいい。セレブばかりのいそうなお店です。しかも中では小さなお子さんの遊べるスペースもあり、お母さんが赤ちゃんを連れてきてオムツの替えなどもしています。
毎週土曜日はそこで「将棋」の集まりがあるんです。ちょっと異質でしょ。マスターが将棋好きで、お父さんも僕と同じ歳でやはり将棋が好き。今日も来ていました。ちなみにお父さんも息子さんも國學院という大学の将棋部出身だそうで、実は僕もその大学に3ヶ月だけいたことがありました。でもすぐに退学してしまいました(笑)。もちろん将棋部に入るつもりだったので、もし入っていたら、お父さんとは同じ釜の飯を食っていた仲だったかもしれませんね。
さて、今日の将棋のお相手はなんと女性!しかも若いし美人。旦那とお子さん二人を連れてきていました。そしてお手合わせをしていただきました。
実は、将棋を長い間やってると、向き合って数秒で相手の実力のだいたいが分かります。なんつうか、駒を並べるときの手つきとかその人から流れ出るオーラで読み取ることができるんです。柔道をする人が相手と組んだ瞬間でわかるといいますが、それと同じですね。僕はすぐに「なかなか強い」と感じ取りました。偉ぶらないし、しっかりしたものを持っています。侮れません。こういう時は、すぐに「では先手を指させていただきます」とへりくだります。するとすぐに「わかりました」と頭を下げるところを見ると、やはり相当強い。というのも、大抵の相手を下に見ているということだからです。
序盤で彼女にうっかりミスが出ました。しかし彼女、その後の差し回しは抜かりがありません。ちょっとでもこちらにミスがでると十分ひっくり返されそうです。しかしそこを何とか乗り切り勝利することができました。たぶんアマチュアの四段はありますね。女流プロの仲間入りをしても遜色はないでしょう。大学では将棋部にいたそうですが、なかなかお強い。強豪女流アマといったところでしょうか。娘さんにも教えているようなので将来はその子の方が囲碁界の菫ちゃんみたいに世間をあっと言わせるかもしれません。
今日の話しとは無関係ですが、以前行ったときに撮ってあった新宿末広亭の切符売り場です。なんとなく面白いアングルだったので載せてみました。ではまた。