毎月第2日曜日はチェスの日です。午後1時から5時まで堪能しました。
第1戦目、ビショップをタダ取りできる場面がありました。それもごくごく早いうちです。うっかり取って何か罠でもあるのだろうか? 疑心暗鬼になりながらも、これといって罠がありそうには見えません。ビショップと言えば、将棋で言えば角も同然。これを取れればかなり有利になる。熟考したうえ、「よしっ!」とばかりに捥ぎ取りました。しかし・・・・やっぱり罠だったあ~!
すぐには気づきにくいのです。まだ初期の段階なんで、他の駒で防ぐなんてことも難しいのですね。端攻めを喰らってあっという間に敗北しました。将棋では序盤戦で駒得は相当有利です。その感覚が、チェスとの違いでしょう。それでも自分なりに受けの最善手を指していたようで、その逃げ方が一番まぎれますと褒められました。また、この経験はみんな通る道なんですとも。みんな引っかかるって。
わずか15分程度で敗北です。他の方は1局目で1時間半以上も掛かっています。2局目は1局めの対局がすべて終わってから決めるので、時間を持て余した僕はトイレに行きました。そこであるものを発見したのです。
用を足して、手を洗うとき、アルコール消毒液がありました。その容器に【日本将棋連盟千葉県支部】と書かれてあったのです。え、ひょっとして隣の部屋でやってるのって、将棋? そう思ってのぞいてみると、まさに将棋の大会だったのですよ。(こんなところでお会いできるとは)。知ってる顔がいそうです。でも。よく見ると若い人ばかり。県大会にでるくらいだからみんな相当強いはずです。県内の強豪ばかりといってもいいでしょう。年配の人もポツリポツリと見えました。そして女性も何人か。比較的若いたぶん20代のその女性は結構勝ち進んでいました。ベスト4に残っていたようです。明日の新聞に載ってるかも。この前、ポートタワーの近くのカフェ・レスタでやった人に似ていましたが、マスクをしていたのでよく分かりません。でもたぶん違うな。ここでベスト4に残るって言ったら相当なものだもの。
2局目のチェスは勝利一歩手前までいっていながら逆転負けでした。これが今の僕の実力です。チェスではやはり席主がこの中では一番強いようです。なんでもこんどNHKの番組のなかでチェスが出てくる話があるらしいんですが、その時「監修」ということで席主の名前がテロップで流れるそうですよ。千葉県チェス連盟の会長さんです。
将棋とチェスを両方とも堪能できた一日でした。将棋は見る将でしたけどね。懲りずにまた来月もお邪魔します。