音楽を覚えるように

若いころは音楽を覚えるように言葉を覚え、言葉を覚えるように音楽を覚えました。すなわち、覚えるのではなく、自然と吸収してしまっていたのです。

10代の終わりころでしたか、1970年代に入ってフォークブームというのがありました。その嚆矢となったのが吉田拓郎なんですが、彼は広島フォーク村で圧倒的な人気を誇っていました。それ以降、日本のあちこちにフォーク村というものが出来、中でも出色なのが沖縄フォーク村でした。LPレコードもできてとっても売れていたようです。このLP、本土のフォーク村とは一味違う、まさに沖縄の心がビンビン勃って、いや、伝わってくるものだったのですよ。

佐渡山豊というシンガーソングライターの名前を聞いたことがあるでしょうか。彼の曲が素晴らしい!どぅちむにー(独り言)という曲は、7~8分も続く若者の鬱屈した気持ちの絶叫で、本土でも大ヒットまではいかないけど中ヒットぐらいはしましたね。ラジオの深夜放送ではよく流れていました。

それとは違って、彼にはリズミカルな明るい歌も結構あって、それもなかなかいいんですよ、これが。沖縄言葉がまた心に響いてくるんですねえ。この気持ちは現地の言葉でなければなかなか言い表せません。

♪あれ~、いちぬくとぅやか、わしたちが、とぅにかくゆーるやったぁさ♪(あれはいつのことだったか忘れてしまったが、とにかく夕方だったなあ)こんな出だしで始まる「酔っ払い」という曲は、最後の一行を除いて全部沖縄言葉なんですが、これを僕は沖縄言葉で全部歌う事が出来ました。もちろんテキストなんか見ないで。(`・∀・´)エッヘン!!

稲毛に以前、とまとまとという飲み屋さんがあって、ここで沖縄出身の若い人がお客さんで来ていたんでそれをソラで歌ってみたら大変驚かれました。嬉しかったなあ。

学校の勉強の暗記ものは全然できないのに、音符に乗った曲の歌詞なら覚えてしまうもんなんですね。今やってる麻雀だってあっという間にルールを覚えていました。とにかく好きなことしかやらないで生きてきました。学習じゃないから楽しい。というわけで佐渡山豊の曲を掛けましょう。

Yopparai
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