なにかが足りない

毎日将棋やチェスや健康麻雀に明け暮れているのだけど、自分の仕事はこれじゃあないって気持ちがあります。そりゃあ、仕事じゃないわ(笑)。

なんなんでしょう。例えば若いころなら目標を決めてそれを達成したときの満足感てのは誰だってありますよね。その典型が受験とか資格を取ったとかでしょうか。出世したり、売り上げ目標を達成したとか、あるいは議員になったとか金持ちになったとかもあります。

しかしそういうのは努力してなれてこそ嬉しいものです。何もせずにそうなったら虚しくないですか。自分はそのどれもありません。努力してもだめでした。最後に失敗した商売は悔しかったなあ。ほんとにいい商品が出来上がっていたし、コンビニでも売れ始めていたんです。それがあんなことに・・・・

今は苦労がありません。あの頃の苦労が実らなかったおかげで今のノホホン状態を貰っています。これは神様が「お前はもういい。働くな。体を休めて余生はゆっくり暮らせ」と暗に言ってくれたのでしょうか。確かにいい時期にやめましたしね。借金はなかったし、続けていたらあのぼろい社屋が台風ですっ飛んでいたかもしれません。それにこの3年以上も続いているコロナではどうなっていたかもわからないです。

先日、同業者(ライバル会社)であった会社の事務所に行き、商売の現況などを聞いて世間話をしました。はやり厳しいようです。銀行借り入れもたくさんあるみたい。大変だなあと思います。でも僕がやっていた仕事を今ではそこの息子さんがやってると聞いてなんだか羨ましくなりました。働いてお金を稼ぎたい。お金のためじゃないのです。

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