いつも来るお兄さん

ウェンディーズにいつも来るお兄さんがいます。

それは明らかに障害がある人。トイレを借りに来るだけなのです。多分他のお店では【デキン】なんでしょう、このお店ではOK.。「お姉さん、トイレ借りるねえ~」と大きな声で言うんです。そして二階にあるトイレまで階段を上がってくる音もとっても大きく、なにか独り言を言いながら登ってくることがしょっちゅうです。

ところが今日はちょっとまずいことを言っちゃった。

ハンバーガーを口いっぱいに頬張ってる時でした。トイレから出てきたお兄さんが館内に響く声でこう言ったのです。「ああ、とっても気持ち良かったあっ!」と。これはいくらなんでもNGですよね(笑)。首を上げて目を合わせるお客さん同士も。

ご婦人の方だったらとってもいられないと思う方もいらっしゃるかもしれません。直接そのお兄さんに注意する人はいませんが、お客さんの中には、お店の人に言う人もいるかも。今のところデキンにはなっていないようなので、それもないみたいですが。

あるいは、ウェンディーズそのものがそういった障碍者を支援する活動をしてるってこともありますよね。それはそれでいい。とっても大事なことだと思うし大切なことだと思います。弱者を助けるって。でも、その線引きってなかなか難しいんですよ。

僕もいつか市原でボランティア活動をしようと考えているんだけど、大変なことだと思います。みんな規則通りに動かないのはもちろんだし、それぞれ価値観が違いますからね。変なところで腹を立ててしまう人も大勢います。

みんなでやってる健康麻雀でさえ、僕に「あの人とはやりたくないから席を変えてほしい」ということもありました。「それはその都度くじで決めた席だから変更はできないんですよ」って会長さんからいってもらったら、その人は来なくなったなんてこともあります。

市原で、お金も貰わないでやる「遊びの場」を自分が始めて、トイレ掃除もしなきゃならないのかって想像をしていました。便器からはみ出した他人のうんちを自分が手で拭って流すのか、って思うとちょっとね。やっぱりやめようかな。ああ。

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