一週間も間を空ていたとは思いませんでした。お久しぶりです。
色々なことに関わっていたのでその準備で忙しかったのです。
今日は、一週間前にここでも紹介した「あっ短歌」の日でした。なかなか活発な意見がたくさん出てますます盛り上がってまいりました。ただ、自分としてはなにか物足りない。これでいいんだろうかと、いくらか不満も残るところですねえ。
一番強く印象に残ったのは、俳句を提出されたYさんの作品でした。(私たちの会では歌の定義が短詩系文学であればOKとなっています)最年長の方でありながら、これだけすごい句を作る。まさに驚きでした。テレビで添削してる先生がいますが、その域なんかとっくに飛び越えています。
お名前は伏せておきますが、作品だけここに残しておきます。
・熱燗や亭主自慢の布袋耳
・ヴィトンより真砂女が恋しおでん酒
・木枯らしや光年星を噛み砕き
・不夜城の陰影礼讃鬼やらひ
どれをとっても完成度が凄い!数年前に亡くなった金子兜太の作品を彷彿とさせる4句でした。あっぱれ。私の下手な解説なんかより、何回も読んで味わってください。
今回は、以前お知らせしたとおり、ご自身のリクエスト曲を短歌を読み終えてから流すことができるようになりました。その中にさだまさしの曲をリクエストした人がいました。彼の曲のなかで一番好きな曲は、「関白宣言」でも「雨宿り」でも「親父の一番長い日」でもなく、これなんですね。
それは、【フレディもしくは三教街】です。これは泣けました。