レイキ

レイキという言葉を聞いたことはあるでしょうか。

日本でレイキを始めたのは臼井甕男(みかお)というお方で、臼井式靈氣療法として世界中に広まりました。
彼が、禅の悟りともいえる安心立命(あんじんりゅうめい)の境地を目指して鞍馬山にこもって断食を始めたところ、ある日脳の中に落雷を受けたような衝撃を受け、そのまま意識不明になったといいます。しかし、そこから覚めてみると、なんとも霊験あらたかな「気」の力を得たのだと言います。たちまちその噂は世間に広まりました。よく手を当てるといいますね。お母さんが子供のおでこに手を当てて熱をみる。それも実は手当であり、ケガをしたところに手を当てるのもまさに手当て(本当に治ることも)なのです。その強力な形のパワーといってもいいと思います。

このレイキというのはいったん消えたかに見えたのですが、意外なところで成長していたのですね。それはハワイでありました。臼井甕男の一番弟子である林忠次郎がハワイ在住の高田ハワヨに伝授し、そのハワヨが世界に広めるきっかけとなりました。その後、1980年代に逆輸入される形で日本に【西洋式】のレイキが持ち込まれ、当時のニューエイジブームとも相まって、広まると共に、さまざまな形の新しいシンボルとマントラが生まれました。シンボルとは手を当てながら思い描く形や文字であり、マントラとはもちろん言葉。呪文のようなものです。僕はその秘密のシンボルと言葉を数種類持っています。ところが、ネットにはしっかり出てしまっています。言ってはならない決まりになってるのにやっぱりリークしてしまう人はいるんですね(笑)。

僕自身の話ですが、初めてレイキに触れたのは、1999年です。なんか胡散臭い。でもそのころ顎関節症という厄介な病気に罹っていて、ご飯を食べるにも口が痛くて開かない。そこで、やってみようかと思ったのが西千葉にできたばかりのレイキヒーリングの一室でありました。効かないにしてもやってみてダメ元。そんな気持ちでしたね。

ところが、行って2度目に僕の担当をしてくれたのが、そこの経営をしている男性のレイキマスターではなく、マスターになりたての女性でした。彼女もレイキマスターの資格を取得したばかりだったんですが、どうもそちらの気の方が僕の体には波長があうようでした。驚いたことにあれほど悩んでいた顎関節症の痛みが2度目の施術で完全になくなってしまった!これにはほんとに驚きました。

それからです、自分もマスターの資格(人に伝授できる)まではいかなくとも、セルフ(自分自身に気を送る)だけはできるようにしようと思ったのは。第三段階というところまで終えてセルフレイキができるようになりました。

これって眉に唾を付けなきゃ聞けない話ですよね(笑)。でもほんとに気って体の中に入ってゆく。そして悪い気は出てゆくんです。じゃあ、気功と同じじゃん、と思われた方、いい線行ってます。でも気功は人の気が入ってくる。レイキの気は【宇宙】のなんも汚れないピュアな気なんです。そこが違います。浄化作用があるんですね。洗ってくれるっていうべきか。その入ってくる感じって僕は感じられます。波動ってわかりますかね。それで伝わるのです。でも体の中にあるチャクラというツボが開いてなくてはなりません。それが開いてるとすうっと入ります。それにはやっぱり伝授を受けなきゃ無理かな。

まあ、信じられないだろうけど、それはそれでいい。あんまり信じない方がいいこともままあるんでね。


で、今日はいつもの将棋にはいかないで、以前顎関節症を治してもらったマスターの資格を持つ女性のところへお伺いしました。女性と言っても僕よりだいぶご年配? 昔から知ってる仲なんでご自宅へ行ってベッドの上で変なこと(笑)なんてことはまったくないのでご安心を(笑)。

今日はなかなか取れないひざの痛みを取り除いてもらうためでした。セルフより人にやってもらった方がいいのです。どうも自分でやると邪念が入るようです。終わってすぐに、ひざの痛みがかなり減ってきているのが分かりました。その代わり腰の方にやや痛みが出てしまいましたね。しかしこれは好転反応といって、術後に反対の作用がでて悪い結果に「見える」だけの一時的な感が強いです。良くなる前兆とみてもいいです。

それにしてもなぜだか食欲が出てしまって困りました。帰りにコンビニによっておにぎり一個、サンドイッチ、ジュースを買って公園で食べていました。今日はカミさんがピアノをいっぱい教えているので家に入れないのでした。長々と失礼しました。


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