先日、いすみ市に行ったとき、もう白鳥はシベリヤに帰っちゃったんだな~って残念がっていましたが、地元の親戚から「今いるからすぐに来て!」って言われました。しかしそうはいっても片道50キロ以上もある場所に急には行けません。僕も明日の「あったんか」の準備があります。お米を30キログラムを頂いたおうちで申し訳ないけど、来年の愉しみに取っておきます。(お米は本日20キロほど精米してきました)。
・白鳥はさびしからずや空の青海の青にも染まずただよふ 若山牧水
この有名な若山牧水の歌をあしたの短歌の会で話そうと思います。意味は簡単ですね。文字通りです。でも、勘違いしている人がほとんどでしょう。というのも、この白鳥を「はくちょう」と呼んではいけない。「しらとり」と読みます。そして意味はといえば、それも白鳥ではなくって、「かもめ」のことなんですね。だから「海に漂う」が通じるんです。白鳥は淡水系だから海にはいないんです。僕は今回のことでこの歌の意味がやっと分かった次第。なるほどう・・・でした。