のっけから新装開店の古書店という変なテーマです。
僕の友達が6月1日にオープンさせました。古書に興味ある方は是非一度入ってみてください。彼とは幼稚園からの同級生で、その後も小学校でクラスがほとんど同じで、中学校の時は彼の方が引っ越して隣町に行ってしまったのですが、塾ではいつも一緒でした。そして高校も同じ男子校ですが、彼はその高校の文系で、なんと学年で1番を取ったこともある秀才で、文系の中では日本でおそらく一番難易度の高い大学とその学部に入ったと思います。一方、僕の方はほとんど底辺を歩いていたのであまり有名ではないところに進学しました。(その方が自分には良かった)それでも未だにお付き合いがあり、気心知れた仲間でいます。先日の「千葉言葉」で話す仲間とは全く違います。(でも、彼らも同じ幼なじみ)
この古書店、ちょっと彼の【クセ】が出ていますね。並んでいる本を見ればわかります。けれど僕、それに僕と一緒に行った友達(三歳年下)の三人のなかではよく分かる感性なのです、同じ本を読んで大人になったような感じですかね。写真では見えませんが、白土三平のカムイ伝とかつげ義春とか漫画もありますし、谷崎潤一郎、宮沢賢治、北杜夫、等々の懐かしい名前が並びます。外国の本もたくさん。ドフトエフスキーやユゴーなんかも。もちろん僕なんかより読書量がハンパない。
既にお客さんも多数訪れており、何冊も売れているようです。僕は高橋新吉の書を買い求めました。知る人ぞ知るダダイスト高橋新吉です。あの中原中也などとも親交があった新吉自筆の書が80000円という超安の価格で売っていたので買い求めました。(5千円安くしてくれました)メルカリで売ればその三倍で捌けるかも(笑)。でもそんなことはしません。これは僕が市原で数年後、ボランティアを始めるとき、壁に掛けるのです。その時を今から楽しみにしています。
2時間近くそこで3人で談話していました。その後、店を出てから一緒に来た友達とスタバでお茶を。そこでも2時間ほどいましたか。やっと雨が上がったので帰りました。
場所は京成の終点にある千葉中央駅を降り、新宿公園側へ向かい、徒歩30秒の場所です。お店の名前はBiblio Plas one(ビブリオ・プラス・ワン)と言います。 ビブリオというのは言葉という意味であり、スペルでお分かりのようにバイブルとも意味が通じるそうです。なるほど、聖書の初めに、「初めに言葉ありき」でしたね。
最後の写真は、お店を出てから友達と入ったスターバックスです。いくらでも話が続きます。