今日の日記から

山上徹也容疑者は父が若くして他界し、建築会社が倒産。残された母は統一教会にハマって寄付ばかりして破産してしまった。兄は自殺。そして自棄になった本人は、職場でも自己主張を強く持ち、ケンカ退職した。そんな経歴があるらしい。自分が正しいと信じ込むとどうしても一直線になる。確かに正しいこともあるのだろう。科学者ならばその一本気が大発明を産むことだってある。でも人間関係ばかりはそうはいかない。

公民館で将棋を指して帰ってきた。弱そうに見えていた人が意外と強くてやられた。4勝3敗だった。こちらにとっては不甲斐ない成績だが、相手にとっても悔しい成績だったようだ。

政府の言ってることは矛盾してる。どのクラスを基準に日本国民を良くしようとしているのだろう。政策を立てているのだろう。おそらく上場企業に勤める一部の人間をモデルにして、彼らにとってよい社会という未来予想図(シミュレーション)を立てているとしか思えない。町の商店主やそこで働く人、お百姓さんや、パートで働いてる人のことなど全然目に入っていないらしい。物価を上げインフレを起こそうとしていたのは大企業にだけ当てはまる無謀な政策だ。庶民が追随して値上げしたりできるはずがない。もし商店主が値上げしたら、いっぺんでそっぽを向かれてしまう。そして生き残れるのは大手の企業だけ。貯蓄に回すお金がないのに、利回りとかニーサとかいっても無理なんだって。そもそも内部留保しているのにトリクルダウンなんてあり得ないだろ。

【あのころのように】という言葉を良く聞く。でも「あの頃」という思い出すらない若い人が多くなってるような気がする。あの頃は良かったねえと言えないのだ。小さいころから楽しい思い出がないことほどつらいことはない。

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