この白い木造平屋建ての建物が稲毛駅近くにあります。知ってますか?
上の方を見るとわかりますが、総武線が走ってるんです。線路のすぐ下にあるのですが、殆どの人は知りませんね。いわば抜け道になってるから。車でここから千葉方面に行くには別の大通りを通らなくてはなりません。通れるのは徒歩か自転車です。
さて、この建物は何をしている所だと思います? 喫茶店ではありません。
実は皮革製品を手で作ってる工房なんです。以前は喫茶もしていたんですが、何年か前から工房だけになりました。数か月前に、喫茶という札がまだ貼ってあったので、「喫茶店はやってますか」と入ったら「今はやってないんです。済みません」と言われました。
こういう、一人で職人の手仕事をしてる場所って僕はとっても好きなんですよ。白いペンキを塗った木造建てってところも好き。裸電球一つでコツコツ作り自分の作品を作り、それを見て悦に入る。そういう時代が別のアイテムですが、自分にもありました。
その工房をわずかに進むと、今度は下の写真の場所が目に入ります。こちらはほとんどの人が右のほうを通ります。しかし・・・・、
左の道からでもいけることに最近気づいたのです。それというのも、地元の人がそこを通って、千葉方面へ行くのを見たからです。(私道だと思ってた!)
出てみると、千葉市の道路標示が出ています。ほとんど使われない道なんですね。これを知ってからこちらの道を通って公園口に出るようにしました。人が知らない道を通るのってなんだか優越感(笑)。