穴川コミュニティーセンターが10月から再開しました。半年以上リフォームで使えなくなっていたのです。ここは恐らく千葉県のなかでもかなり多くのサークルがある場所だと思います。1位はもちろん市役所前のコミュニティセンターでしょうか。
もちろん将棋もやってます。以前からお誘いがあったのですが、近くにいながらついつい行きそびれていました。3局だけ指して帰りました。「お強いねえ」と言われました。3連勝です。(*´∀`*)
そこの指導者というのがKさんという五段の人。昔はよく麻雀もやりましたね。その人に会いに行ったようなものです。今日はKさんとの対局は適いませんでしたが、昔の話が懐かしかったです。
実は、その人のお父様が京成千葉駅前でレストラン経営の傍ら将棋倶楽部もやってたのです。僕が小学校4年生のころです。ちょうどその時、山形から将棋好きな転校生S君が現れ、彼と一緒にその道場へ行ったのが、そのクラブとの出会いでした。彼は千葉市の小中学生大会で中学生を破って優勝しました。それまで一人天下だと思っていた僕のプライドなんか軽く吹っ飛んでしまいましたよ。彼は勉強もできて、常に学年で5番以内だったと思います。プロのお誘いもありました。長谷部先生(のちに九段)から、彼ならプロになれるとお墨付きを頂いたほどです。だけど、彼に父が断固としてそれを断りました。自分であちこちの大会に出させていたのにね(笑)。多分父はだれよりもプロの厳しさを理解していたのでしょう。でもそれでよかったと思いますね。プロになっていたよりも今の彼の生活を見ればそれが最善だったと思います。彼はその後、地元山形に戻り、今では歯科医の先生をしています。読書会なども開いて、子供たちに読書の大切さを教えているようです。
もう僕のことも忘れてしまったことでしょう。
ところで、Kさんのお店も今はもうありません。Kさん自身も相当苦労されてきたようです。昔どこかのレストランで小さな子供連れの家族がいて、見てみるとKさん一家でした。仲睦まじそうにディナーを食べていました。もうその子供たちだって40代をとっくに超えていることでしょう。しかしその後のことは話せません。みんないろいろありますからねえ。