大したこともなくコロナが収まりました。変な話、コロナに掛かった経験が嬉しいんです。だって、貴重な体験でしょ。なかなかない。人様に自慢できることじゃないけど、自分のなかじゃあ、冥途の土産にでもなりそうな話。やってないよりやった経験があるってやつですな。でも、何回もやるのは嫌ですねやっぱり。
小さいころ僕はとっても明るい子供でした。変わってる児とも言われました。それでも自分が個性的なんて思いません。個性があるというのは個性に気付かないもんです。だって「変」なんだもん。その「変」が当たり前だから個性といえます。そしてこの歳になって、僕は元来の自分に戻りつつあります。もしかしたらこのコロナのお陰かもしれません。なんとなく明るくなりました。そして思ってることも結構口に出しちゃって平気だし、ますます気兼ねってものがない。歳をとると幼児に還るっていうけど、それに近いのかもしれません。毎日が楽しいのです。
現役で仕事してる人って大変だと思います。学校へ行ってる人もそうです。「辞める」ということができないでしょ。僕はできます。イヤならいなくてもいい。自由に移動もできる。それが隠居の強みでしょう。上司もいない、お客様に愛想を使ったり、苦情を言われる心配もない。これはいいです。心と体にこれほどいい話はありません。その緊張感が抜けてダメになる人も多いけど、自分の場合はこの自由、子供の頃の自由が一番合ってるようです。本来すべての人はそうあるべきであろうかと。
とはいえ音楽は欠かせませんね。今夜はモンキーズから。
Listen to the band です。最末期の曲なんだけど、結構ヒットした記憶があります。