喜んではいられない

先日、自分の通帳を銀行にいって記帳したら、訳の分からない振込がありました。13000円程度のお金だったのですが、心当たりがありません。何かの還付金?とかって思っていたんだけど、どうもそうではないらしい。

しばらく放っておいたのですが、今朝そのお金の出どこが判明しました。それは去年の今頃始めた外貨預金の配当だったのです。おそらく源泉分離課税20パーセント程度を差し引かれて振り込まれたのでしょうから、これを確定申告する必要はないと思います。

それに気づいてとっても嬉しかった。なんか降って湧いたようなお金。保険屋さんに連絡したところ、間違いなくそのお金であることも確認しました。年に4回同じ金額が今後も振り込まれます。それどころか、それが10年間も続くのです。で、満期の10年後になるといくらになるかといえば、実は、元本200万円のまんまです。複利で増やしてるわけでなく、「配当」型の保険だったのでね。もちろんドル建てなのでその時(10年後)円高になっていれば元本割れもありますし、逆にさらに円安になっていれば、その為替差益でも得をすることも。

ところで、僕はこれこそ資本主義なんだなって思いました。

何もしないでお金がお金を稼いでいたんです。僕がもし、その掛け金を200万円ではなく、2千万円で運用していたら三カ月に1回15万円以上が入ってきていたことになるんですよ。1か月に5万円というのはなかなかの数字じゃないですか。

さらに一桁違った数字の金持ちもいっぱいいるわけです。彼らはお金に稼がせている。仕事して「嫌な思いもせずに」なんです。これって不公平じゃないですか。なにか間違ってる!

自慢なんかしてません。いつかこの資本主義は滅びるって思ってます。僕の予想ではあと100年ですかね。アメリカで起こったウォールストリートを占拠せよ運動【occupy wall street 】が世界中に広まったことがありました。それはリーマンショックが契機となったのですが、最近それを上回るリセッション、大暴落、そしてアメリカ発世界同時恐慌が危惧されています。それも来月始まるなんて話もまことしやかない囁かれています。それを期待しちゃいけません。まさに私たち庶民の方が痛い目を見る可能性が大きいんですよ。

ウォール街を占拠せよデモの後、日本でも六本木で「東京を占拠せよ」のデモがかつてありました。イギリスはロンドン証券取引所、フランスは中央銀行の会議中にパリでそれぞれ数千人規模のデモです。

僕は断じて社会主義者でも共産主義者でもありません。しかし、資本主義の終焉を願います。新しい時代が来ることを祈るばかりです。それは人間主義(人間中心主義というのではなく、ヒューマニズムという意味で)であります。

一時期 パンプラムースというアメリカのマイナーレーベルから出てきたグループの曲ばかりを聞いていました。それを聞く切っ掛けになったのがこの曲です。

Mister Sandman – The Chordettes
Mister Sandman -The Chordettes-

Mr.Sandman 「砂男」って変ですね(笑)。

眠くなったとき、子どもが目をこするのはサンドマンが目の中に砂を入れるからそれをカキ出そうとする、というのが語源だそうです。

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