去年あたりから3Dプリンターの家が話題となっていますね。
これには僕も大変興味があります。一棟建てるのに工期が非常に短いうえ、内装工事費用を入れなければ数百万円で出来いるというのだから驚きです。車を買うように家を買うというのが何度もでてきました。
数千万円の借金をしてその完済が70歳なんていったらお先真っ暗でしょう。そんな長い間返済し続けていたら老後資金が作れません。550万円だけ払って僅か数日で作って、尚且つオシャレな間取りだったら断然こっちの方がお得だと思います。
従来の大工さんが困るのではという意見も出るでしょう。しかしこれは仕方ないのです。工賃が掛かり過ぎていたのが科学の進歩で安くなるのであって、そこには何の不正もありません。それじゃあいやだ、やっぱり昔ながらの作りがいいという人はそれにすればいいだけの話。そうやって歴史は変化してゆくものでしょう。
一番気に入ったのはこの工法がエコに繋がるという点です。しかもSDGsです。途上国の家々がわずか5年で壊れてしまうというので、どこかの国のおえら方がその技術を見に日本へ見に来ている画像もありました。是非貧困層を救いたいと。
日本では、センディックスという会社がその走りのようですが、世界はもっと先をいってるようです。僕が、デザインが斬新でとってもおしゃれだなあと感心したのはドイツのものでした。3Dプリンターというのは、そっくりのものをコンクリやその他の半液体資材を流し込んでコンピューターのデータ通りに作り上げてしまう装置ですが、そうなると壁ばかりでガラス窓や中が良く見える空間が不得手ではないかという弱点があります。ところがドイツの建物はその点もクリアしてるんですね。とっても解放感があって素晴らしいです。つまりガラス窓の所は、外壁素材を流し込んでいません。その技術を日本も早く応用するべきでしょう。
その会社は地球から飛び出し、すでに宇宙にそれを建てようと計画してるようでした。なんでも現地火星の土を使って3Dプリンターで建てた家を作ってしまおうと・・・。これが未来小説ではなく、そう遠くない将来、現実味を帯びてくる。ホント楽しみな世の中になってきました。僕はもうその頃にはこの地球から姿を消しているでしょうけどね。
覚えておいてください。3Dプリンターハウスです。絶対に日本でも一般的になりますよ。格安でおしゃれな家。問い合わせが殺到のようです。特に郊外に立てる傾向が高いようですね。但し注意したいのは、必ずデメリットもあるはず。それは各自でお調べください。数年後数十年後にそれがわかることもあります。また、初めに飛びつくと失敗することもありますね。もっとすごいものが後から後から出てくるって例は枚挙に暇がありません。これならいいと自分が納得してから購入に踏み切るべきかと。