三菱重工爆破事件で半世紀近くも指名手配中の桐島聡が病院の床で自らの正体を明かしました。
詳しいことはもうマスコミ報道でお分かりなので割愛しますが、この爆破事件のとき、僕は近くにいた(!)のです。
丸の内に近いお茶の水駅前の駿台予備校で古文の授業を受けてるときでした。突然「ドーン!」とものすごい音がしてびっくり。その時先生が「白虎隊と官軍の戦いでも江戸市中に号砲が鳴り響いたていたが福沢諭吉は平然と授業を進めた」というような話をしていたことを覚えています。
あの指名手配の顔、駅前や交番で何百回と見てますね。でも、こんなもの貼ってても50年前と今じゃ全然違うだろ、と見るたびに思っていましたり。それが遂に剥がされる時がきたか、という思い。
今頃出頭する気になったのは「懺悔」なのか「自己顕示欲」なのかとさっきテレビで話してました。しかしそれよりがこの50年間どこでなにをしいたのかということの方が興味の尽きないところです。
というところで、今日の曲は
懺悔の値打ちもない。です。