昨日も今朝も地震がありました。
すぐに止まったんですけど不気味ですねえ。北陸地震が1月1日にあったばかりで、僕はその寄付金も何度か差し出してもいますが、いつ自分が逆の立場になるかわかりません。
ところで、地震保険に入ってる人はかなりいると思います。念願のマイホームを建てた人は保険は当然だと思えるでしょう。また、年数を経た家であっても地震が来て命さえ助かればいい。新しい家は保険で建ててくれるとちゃっかり組の考えの人もいらっしゃるかと(笑)。
しかしことはそう簡単ではありません。なぜなら地震保険に入っていてもその保障が出ない可能性があるからなんです。
例えば超巨大地震により、あなたの家が壊滅状態になったとします。お隣もそのお隣も同じ。というか、関東全域が阪神神戸大震災規模級の大地震に見舞われたとします。すると、なんということでしょう。「保険が出ません」となるのです。これ、嘘のようなホントの話阪神大震災がギリッギリの限度であったそうです。つまり人口も軒数も多い関東では限度額を越えちゃってるので出ないのですよ。
その条項が契約書に書かれているにも関わらず、保険代理人はそれには触れないことが多く、国も明言していません。僕はこの話を友人から聞いたのですが、それを保険屋さんに聞いたところ、「本当なんですう」と返答されて驚きました。
<何のための保険だー!>と国民は怒りをあらわにするでしょうね。恐らくその時の政権政党にはなりたくないとどこの党派も思ってるに違いありませんわ。自分の身は自分で守る。これは仕方がない。しかし最後の後ろ盾である保険という制度がこれほど脆弱なものであると、どうしていいものか途方に暮れてしまいそうです。
僕はそこに人の輪とか助け合いという古めかしいけど、そういった心のパイプが一番重要だと思っています。自分が被害者になっても助けてくれる、逆に困っている人がいたら助けたい。それは人間にもある動物的な本能であると思えます。今日書いたことはいつか現実になるような気がします。
さて、今日の曲は「一人の手」。僕が学生時代大好きだったタイプの女性、本田路津子さん。今は教会で賛美歌を歌ってるという情報も聞きます。確か、同じ清純派でやっぱり同じ頃出ていた「異邦人」の久保田早紀さんも現在は賛美歌を歌ってるようですね。キリスト教徒ではない僕ですが、なんとなくわかる。
この曲は以前もここに載せてもらったことがあるかもしれませんが僕の中の昭和歌謡ではナンバー1かも。