なんでもそうなんだけど、戦いというものも実は芸術品のような気がするんです。テニスでも相撲でも、熟達した人間同士の戦いって両者に拍手を送りたくなりませんか?
自分はまだそんな高度なレベルじゃないけど、それなりにいい将棋を指した後は相手を讃えたくなります。ホントにこの人と将棋が指せて楽しかったと思えるんです。もちろんネットで指してる相手なので、その人の真意は分かりません。でも、きっと充実感が溢れてると思いたい。「妙手に妙手で返す」なんてこともあります。それは剣豪どうしの戦いにもあるし、この前あったフルトンと井上尚弥の超高度な殴り合いなんかもまさにそう。あれは凄かった。感動もんです。芸術品です。
いやだ~、野蛮だ~、ではありません。お互いを認めて戦う。それが分かると世の中が楽しくなるんじゃないかな。引きこもりでも戦いはできます。ゲームの上の戦いならば命の保証はありますしね。もし、一日中ゲーム機器で戦ってる人は思い切って現実世界でそれをしてくださいませ。
将棋と健康麻雀の普及を真剣に考えている昨今です。人対人です。
さて、今夜の曲は、ひさびさサイモンとガーファンクルを。この曲は掛けていなかったと思います。地味だけど、いい曲です。Kathy’s Song という曲。
もう一つは チャック・ジャクソンという黒人歌手が歌う曲です。Anyday now 作曲はかの有名なバート・バカラック。名曲を数々発表していて数えきれません。特にこの曲は彼の代表作の一つと言っていいでしょう。プレスリーもロニー・ミルサップもカバーしてるけど、やっぱりチャック・ジャクソンが僕は一番好きですね。数年前カミさんとNHKホールに見に行った時もこの人が歌ってたんじゃないかな。バカラックも故人になってしまいました。ご冥福をお祈りします。Rest in peace